大切な方を亡くしたとき

大切な方を亡くして、思い出の品をずっととっておきたいと思っても、いつかは片づけをしなければいけません。落ち着いてから遺品整理をできるのならまだよいですが、借りていた部屋を返さなければいけないなど、すぐに遺品整理を行わなければいけないときもあります。時間も心の余裕もあって、遺品整理を自分で行えるのなら、それでもよいでしょう。

ですが、遺品の量がどれだけあるかわからないくらいある場合や、孤独死のために遺品整理の後のクリーニングなども一緒に頼みたい場合、自分が住んでいるところと故人が住んでいたところが離れすぎていて遺品整理に時間を取ることができない場合などは、遺品整理業者に依頼をするというのも一つの手です。

また自分で遺品整理をすることに問題がなくても、気持ちの整理がつかないから業者にお願いしたいという方も少なくありません。

遺品整理業者は遺品整理のお手伝いをしてくれる存在

遺品整理を業者に依頼すると、遺品は不用品だから処分するといったふうに扱われるのではないかと、躊躇される方もいます。しかしたいていの遺品整理業者は、大切に遺品を扱い、思い入れのあるようなものならご供養してから処分するという形をとってくれるところもあります。自分の手で遺品整理を行わなければ亡くなった方に申し訳ないとかたくなになる必要はありません。遺品整理業者は遺品整理のお手伝いをしてくれる存在だと思えばいいのではないでしょうか。

遺品整理で気をつけたい点

遺品整理を自分で行うにしろ、遺品整理業者に依頼するにしろ、遺品整理は一生に何回もあるようなことではありませんから、たいていの場合、はじめて遺品整理をすることになります。

気をつけたいのは、故人が遺言書を残していたかどうかです。遺言書が残っていた場合、遺言書に従って遺品を形見分けしたり、整理したりすることになります。遺言書がない場合は相続法に従って、遺族に平等に分配されます。

もし遺品整理中に遺言書を見つけた場合、勝手に開封しないようにしましょう。封印されている遺言書は家庭裁判所に持っていって、相続人立ち合いの元で開封しなければいけないとされています。勝手に開けてしまうと、5万円以下の罰金が課せられますので注意しましょう。開封どころか破棄してしまったり、改変してしまったりした場合だと、相続欠格者となってしまいます。